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石原環境相、中間貯蔵施設をめぐり福島へ直接要請

 各社の報道によると、26日午前、石原伸晃環境大臣は、東京電力福島第一原発事故で発生した、汚染された廃棄物の中間貯蔵施設をめぐり、候補地にあがっている福島県双葉町を訪問し、双葉町の議会に対し、建設容認の要請と交付金についての説明を行った。

 

 石原大臣は、午後には大熊町の議会に対しても説明を行う。

 

 石原大臣によると、福島県や双葉町・大熊町に対して提示している交付金は総額3100億円で、このうち中間貯蔵施設に関しては両町に合わせて850億円を直接交付することを明らかにしている。

 

 一方、栃木県内の候補地となっている塩谷町は、水源の保全するための条例案を作成するなど、受け入れを拒否する考えを強めている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:石原伸晃Facebookより