舛添東京都知事「カジノ構想撤回」の本気度
8月24日の朝日新聞に、舛添要一東京都知事が今年6月、猪瀬都知事時代にカジノ候補地に指定してきた台場の2万7千平方メートルの都有地を、ドイツのBMWに10年間貸し出すことを決めたとありました。
外国企業との賃貸契約を結ぶとなると、4月にカジノ構想を白紙撤回した舛添さんは本気だったと思わざるを得ません。
東京はもとより日本にカジノが必要かどうか、実現するかどうか――。という議論はさておき、横浜などはこれでかなり有利になるのではないでしょうか。
喜んでいるのは実は菅さん、それに大阪勢かもしれません。大坂は候補地としては中途半端というか、海外のカジノ企業からもあまり評価されていないと聞きますが、菅さんとのパイプがモノを言うかも。
(森功)
写真:Wikimedia Commonsより