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「黒子のバスケ」脅迫事件に判決

 人気漫画「黒子のバスケ」の作者に対して、一方的な妬みを抱き、連続脅迫事件を起こしたとして、威力業務妨害の罪に問われていた元派遣社員の渡辺博史被告の裁判が21日行われ、東京地方裁判所は検察の求刑どおり懲役4年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。

 

 渡辺被告は2012年10月に、作者である藤巻忠俊氏がかつて在籍していた上智大学に、硫化水素を発生させた容器と脅迫文を置いたほか、複数のイベント会社に脅迫文を郵送し、予定していたイベントを中止させたなどとして起訴されていた。

 

 渡辺被告は逮捕後も反省の意思を示しておらず、公判でも事件を「人生格差犯罪」と表現するなど、成功者に対する一方的な妬みを藤巻氏にぶつけている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

画像:「黒子のバスケ」公式サイトより