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貿易収支、25か月赤字連続

 財務省が20日、7月の貿易統計を発表した。

 

 これによると、輸出は自動車や金属加工機械などが増加したため、前年同月比3.9%のプラスで、3か月ぶりの増加となったが、輸入はエネルギー資源の増加により2か月連続のプラスとなったため、差し引きは前年同月比で6.6%のマイナスとなる9640億円の赤字となった。

 

 これで貿易赤字は25か月連続となり、7月としては統計のある昭和54年以降では昨年に次いで2番目に多い赤字額となる。

 

 地域別では中東に対して1兆1164億円の赤字となっており、エネルギー資源の輸入コストが上がっていることが赤字の拡大に直結している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)