次世代ガン診断システム開発へ
国立がん研究センターは18日、東レなどと共同で簡便にガンや認知症を検査できる、世界最先端の診断機器および検査システムの開発に着手すると発表した。
このプロジェクトは、これまで蓄積された膨大な臨床情報などを基盤として、東レが開発した高感度なDNAチップや革新的な手法などを活用して解析を行うことで、乳ガンや大腸ガンなど13種類のガンや認知症の早期発見を可能にするという。
プロジェクトは2018年までの5年間で約79億円をかけて行う予定で、世界に先駆けての実用化を目指すとしている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:Lover of Romance take a photograph.Wikimedia Commonsより