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経常収支、赤字転落 【2014年上期】

 財務省は8日、今年上半期の国際収支を発表した。

 

 これによりると、経常収支は前年同期の3兆3131億円から3兆8206億円マイナスとなる5075億円の赤字となり、比較可能な1985年以来、上半期としては初の赤字となった。

 

 内訳を見ると、貿易・サービス収支はエネルギー資源を中心とした輸入の増加などにより7兆6904億円の赤字で、前年同期に比べて2兆8273億円赤字が拡大した。

 

 一方、第一次所得収支では黒字幅が縮小し、第二次所得収支は赤字幅が拡大するなど総じて状況が悪化している。

 

 また、6月の経常収支は前年同月比で7767億円のマイナスで3991億円の赤字となり、今年1月以来の赤字に転じた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)