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仲井眞沖縄県知事、3期目出馬表明

 任期満了に伴い11月16日に投開票が行われる沖縄県知事選に、現職の仲井眞弘多知事が出馬することを正式に表明した。

 

 7日に那覇市で記者会見をして表明したもので、最大の争点となるアメリカ軍・普天間飛行場の移設問題については、「安倍総理とも約束したように、5年以内の運用停止を実現するためにも、もう1期頑張りたい」と話し、名護市辺野古への移設を推進する意向を明言した。

 

 仲井眞知事は昨年末、政府による辺野古埋め立てを承認したが、これに対する地元住民の反発は大きく、また移設に反対する公明党は未だに支援を表明していないなど、厳しい選挙戦となることが見込まれる。

 

 知事選には移設に反対する翁長雄志那覇市長が立候補を予定しており、辺野古への移設を争点に激しい選挙戦が繰り広げられることが予想される。

 

(DAILY NOBORDER編集部)
写真:沖縄県公式ウェブサイトより