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「研究に専念できる環境を」理研、声明を発表

 理化学研究所は7日、「STAP細胞問題にご関心を寄せられる方々へ」と題した声明を発表した。

 

 これは先日、笹井芳樹・副センター長が自殺したことを受けてのもので、STAP細胞をめぐる報道の加熱や、それに伴う各方面からの様々な批判により、関係者の精神的負担が深刻となっていることを懸念し、動揺や不安が広がっている現状に対する理解と協力を求めている。

 

 理研では、一刻も早く研究に専念できる環境を再生することが重要であるとして、「いましばらくの時間と静寂な環境を与えていただくことを切にお願い申し上げます。」と結び、過剰な報道や批判などからの鎮静化を訴えている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by TAKASHI (Adapted from 0^J-4, KANTO Area) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons