ピンチのソフトバンク「救いの神」は中国企業!?
米国で携帯電話4位のTモバイルUSの買収に向けて進めてきた交渉が白紙に戻ったソフトバンクが窮地に陥っています。
米国の携帯電話業界は寡占化が進んでいて、上位2社と同じレベルまで食い込まなかれば、あっという間に駆逐される恐れがあります。
だからこそソフトバンクは3位のスプリントネクストに続き、4位のTモバイル買収に踏み切ったはずですが、それが白紙となれば、いままでの巨額の投資が負債として大きくのしかかるのは必然でしょう。
そんなソフトバンクの頼みの綱は、中国のネット通販最大手の「アリババ」の株式上場。
株式の時価総額が2兆円になるともいわれる大型上場で、ソフトバンクはその大株主。もともと投資で企業を膨らませてきたソフトバンクだけに、かつてのヤフーのような救いの神となるかも。
(森功)<t>
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