69年目の祈りの夏、広島原爆の日
広島で原爆が投下された日から69年が経った。
きょうの広島市はあいにくの雨となったが、中央区の平和記念公園では午前8時より「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が行われ、約4万5千人が参列し、犠牲者を追悼した。
式典では安倍首相が挨拶し、「人類史上唯一の戦争被爆国として、核兵器の惨禍を体験した我が国には、確実に「核兵器のない世界」を実現していく責務がある。核兵器の惨禍が再現されることのないよう、非核三原則を堅持しつつ、核兵器廃絶に力を惜しまぬことを誓う。」と核兵器廃絶に向けた決意を述べた。
式典には、ケネディ米駐日大使など68カ国とEU代表部の大使らも参列した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:Wikimedia Commonsより