食料自給率 改善見られず
農林水産省が5日発表した、2013年度の食料自給率によると、カロリーベースでの食料自給率は、前年度と変わらず39%で、政府が食料自給率の目標に掲げる50%にはほど遠い結果となった。
一方、生産額ベースでの食料自給率は前年度から2ポイント減少し、65%だった。
生産額ベースでの食料自給率が減少した理由としては、円安の影響により輸入単価が上昇したことなどが挙げられている。
なお、品目別では生産額ベースでコメは99%、野菜は74%、畜産物は57%と高かったのに対し、小麦はわずか12%だった。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:Wikimedia Commonsより