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慰安婦像撤去訴訟、棄却【米グレンデール市】

 報道各社によると、米国・カリフォルニア州グレンデール市が設置した従軍慰安婦像について、現地の日系人らの団体が市に撤去を求めた訴訟が現地時間4日に行われ、カリフォルニア州の連邦地裁は原告の訴えを棄却した。

 

 この慰安婦像は、在米の韓国人団体による市への働きかけから、昨年7月に市議会での可決により設置されたもので、慰安婦像の碑文には20万人の慰安婦が性奴隷として扱われたなどとする記述があり、現地の日系人らが不当性を訴えていた。

 

 原告側である日系人住民は控訴する意向を示しており、米国を舞台に日韓両国が歴史事実をめぐり、争う形となっている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:Wikimedia Commonsより