裁判で明らかになる「東電」原発の責任
福島第一原発の事故を巡り、検察審査会が起訴相当の判断を下しました。
この先、もう一度起訴相当が出れば、強制起訴、裁判という流れになりますので、注目されるのは当然でしょう。
過去の強制起訴事例を見ると、無罪になる確率が高いでしょうが、無駄ではありません。
裁判になれば、指定弁護士が原告や証人を尋問できるのが大きい。
これまでのような政府事故調や国会事故調などのお手盛りの調査ではないので、事実解明についてけっこう期待できるのではないでしょうか。
なにより公判という公の場で東電の責任者が登場し、何を言うか、そこが見ものです。
(森功)<t>
写真:東京電力HPより