最終処分場は塩谷町に【栃木県】
環境省は30日、福島第一原発の事故により発生した放射性物質を含む栃木県内の指定廃棄物の最終処分場候補地に塩谷町を選定し、井上環境副大臣が、福田富一栃木県知事と見形和久塩谷町長に対して説明に訪れ、協力を要請した。
これに対して見形町長は、最終処分場の建設に明確に反対する意思を伝えたことを明らかにした。
地元住民からも反対の声が上がるなか、井上副大臣は「住民の方々に理解していただけるよう努力していく」と述べた。
31日には、石原伸晃環境大臣が栃木県で行われる市町村長会議に出席し、説明をする予定。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:Wikimedia Commonsより