JAL・ANA スカイマーク争奪戦が始まる!
スカイマークの仏エアバス機との違約金問題は、日本の航空界再編の引き金になるかもしれません。
契約を結んだのは「A380」6機で1900億円。
違約金の700億円を支払えば、スカイマークは立ち行かなくなるというのが大方の見方ですが、羽田のドル箱路線枠を30枠持つスカイマークはやはり魅力でしょう。
国交省もスカイマークに対してはJALのときのような救済措置をとらないでしょうから、どこが引き受けるかというのが次の焦点になるのではないでしょうか。
経営的に余裕のあるのはJAL。仮にJALがスカイマークの発着枠を手にすればANAにとっては脅威でしょうが、自民党政権はJALの破たん処理に対して批判を続けているので、一筋縄にはいかないはず。
ここからの再編劇が見ものです。
(森功)<t>
写真:DAILY NOBORDER編集部