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雇用状況が改善 有効求人倍率は上昇

 厚生労働省が29日発表した、6月の有効求人倍率によると、6月は1.10倍となり、前月を0.01ポイント上回る結果となった。


 新規求人倍率は1.67倍となり、前月を0.03ポイント上回り、雇用形態別で見ると、正社員の有効求人倍率は0.68倍で、前月を0.01ポイント上回るなど雇用状況の改善が見られている。


 一方、総務省も同日、6月の失業率を発表。これによると6月の失業率は3.7%となり、前月を0.2ポイント上回った。ただし、完全失業者数は前年同月に比べて15万人減少するなど、49か月連続で減少している。


 産業別の就業者数では小売業や医療、福祉などで増加が見られたという。


(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Gabriel Synnaeve (Flickr: IMGP2657) [CC-BY-SA-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons