アベノミクス成果を地方へ【経済財政諮問会議】
政府は22日、首相官邸で第13回経済財政諮問会議を開催した。
会議では「金融政策、物価等に関する集中審議」が行われ、「予算の全体像」及び「今後の経済財政諮問会議の取組」について議論が始まった。
麻生財務大臣は、来年度予算の概算要求について基本方針を提示し、その中で「新しい日本のための優先課題推進枠」を設ける方針を明らかにした。
これは、安倍首相が会議後に、「デフレを脱却し、民需主導で経済の好循環を力強く拡大させるとともに、アベノミクスの成果を地方に波及させていけるよう、予算編成を進めていきたい」と語ったように、特別枠を通じて地方活性化への取り組みを進めていく考えを示したもの。
経済財政諮問会議は、安倍首相の他、麻生副首相や菅官房長官ら一部の閣僚、黒田日銀総裁、民間議員らで構成されている諮問機関。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:首相官邸HPより