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芥川賞は「春の庭」、直木賞は「破門」

 日本文学振興会は17日、「第151回芥川賞・直木賞」の選考会を東京・築地の料亭「新喜楽」で開き、芥川賞に柴崎友香氏の「春の庭」、直木賞に黒川博行氏の「破門」を選出した。

 

 芥川賞の柴崎氏は大阪府生まれの40歳で、平成11年に作家デビューし、今回は4度目の候補作で受賞を果たした。

 

 直木賞の黒川氏は愛媛県生まれの65歳で、高校の美術教師を経て昭和58年に作家デビュー、今回は6度目の候補作で直木賞を獲得した。

 

 芥川賞は純文学短編作品、直木賞は短篇及び長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選出していて、賞金はそれぞれ100万円。贈呈式は8月下旬に東京都内で開催される。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Raysonho @ Open Grid Scheduler / Grid Engine (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons