外務省幹部を起用、2020年見据え【舛添都知事】
東京都の舛添都知事は11日午後の定例会見で、都市外交の体制を強固なものにするために7月16日付けで新たに「外務長」を設置すると発表した。
初代外務長には外務省幹部を招聘するとして、現在最終的な調整を行っているとのことで、外務長の具体的な役割としては、東京の都市外交に関する基本方針の企画立案、国内外の関係調整などを専門的な見地から補佐することだと説明した。
また、併せて外務長をサポートする都市外交担当部長を新設し、同じく外務省から人材を派遣してもらうように要請していることも明らかにした。
これらは2020年東京五輪を見据えたものだとし、「東京を一段と高い次元の国際都市に外交を通じて引き上げていきたい」と述べている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:Facebookページ「東京都知事 舛添要一 の活動レポート」より