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原子力規制委員候補に、原発関連業者から報酬

 9月に原子力規制委員会委員に就任することが決まっている田中知(さとる)東京大学工学部教授が、原発関連業者である「日本原燃」と「三菱FBRシステムズ」から、今年前半まで報酬を受け取っていたことがわかった。


 原子力規制委員会の中立性を保つため、民主党政権時代には年間50万円以上の報酬を受け取っていたものは委員になれない、とするガイドラインがあったが、これに関して菅官房長官は、「前政権の内規と理解している。政府としては、法に定められた要件に照らして考えるというのが基本的な考え方だ」と述べた。


 さらに、田中氏が原発関連業者から報酬を受け取っていたことは承知しているとした上で、「いずれにしても報酬の金額は少額であり、委員に就任して頂くうえで、全く問題ない」と述べいるが、田中氏が受け取っていた金額については明らかにしていない。


 田中教授は現在、規制委員会の参事を務めており、9月には厳格な審査姿勢で知られる島崎邦彦氏らと交代して委員に就任する予定。


(DAILY NOBORDER編集部)

原子力規制委員会委員(六本木ファーストビル)

PHOTO by Rs1421 (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons