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小泉元首相、改めて原発ゼロを主張

 小泉純一郎元首相は7日、都内で講演し、原発の再稼働について「避難路の確保やテロ対策が不十分だ。世界一厳しい基準を作っていない。」と改めて批判した。

 

 また、「原発は安全ではないし、コストも一番高い。原発推進の論理は完全に破綻している」などと90分間に渡り原発ゼロの実現を訴えた。

 

 小泉元首相は2月に行われた東京都知事選で、立候補した細川元総理を支持し、二人三脚で原発ゼロを主張してきた。

 

 都知事選では敗れたものの、5月には2人が中心となり、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。今月1日には原発ゼロ実現と自然エネルギーの推進を掲げる城南信用金庫のシンクタンク「城南総合研究所」の名誉所長に就任するなど、活発な動きを見せている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)