パレスチナ人少年誘拐殺人、情勢悪化に懸念【外務相談話】
外務省は3日、東エルサレムにおけるパレスチナ人少年が誘拐され、遺体で発見されたことについてご家族に対し哀悼の意を表するとともに、本件誘拐殺人を強く非難し、犯人が早期に法の裁きを受けることを求めるとする、外務大臣談話を発表しました。
これは、今月1日深夜から2日未明に、東エルサレムにてパレスチナ人の少年(16歳)が誘拐され、2日早朝、西エルサレムの森中で遺体が発見されたことによるもので、先月30日にヨルダン川西岸において誘拐されたイスラエル人学生の3名が遺体で発見されたことへの報復攻撃の可能性もあるとしていることから、一連の事態に遺憾の念を表明し、情勢の緊迫化を懸念。さらに状況が悪化しなように全ての関係者に対して最大限の自制を求めています。
(DAILY NOBORDER編集部)
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