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拉致再調査の実効性は?【日朝外務省局長級協議】

 報道各社によると、日本と北朝鮮の外務省局長級協議が1日、北京で始まり、午前は北朝鮮大使館で、午後は日本大使館で行われた。


 外務省の伊原アジア大洋州局長は、協議冒頭で「弾道ミサイル発射」について抗議し、さらに北朝鮮が拉致問題に関する特別調査委設置を約束した日朝合意に関し「実効性のあるものにする必要がある」と求めた。


 北朝鮮側は5月末の協議で設置を約束した、日本人拉致被害者らの再調査のための特別調査委員会について説明。これを受けて日本政府は説明内容を見極めた上で、再調査に実効性があると判断した場合は3日にも関係閣僚会合を開き、日本独自の対北朝鮮制裁を一部解除することを決める。


 自宅のある川崎市で取材に応じた横田めぐみさん(失踪当時13)の母早紀江さん(78)は「待っているのはとてもしんどい。(協議の行方が)どうなるか分からない」、「(北朝鮮が)誠実な対応をしてくれれば両国とも幸せになれる。ぜひ全員を家族のもとに帰してほしい」と訴えた。


(DAILY NOBORDER編集部)
北朝鮮によって拉致された日本人拉致被害者の奪還を願うバッジ
PHOTO by 吉田宅浪 (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons