ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

相次ぐ失言、言葉が軽い政治家達

 石原伸晃環境相は今月16日、住民説明会の報告後に行われた取材中に「最後は金目」と発言。
 19日の参院環境委員会で発言を撤回し、さらに自身のHPで「金目発言」に対して、品位を欠いた発言を謝罪しつつ、「私の発言の趣旨は、環境省が開催した中間貯蔵施設に関する住民説明会の結果、最後は予算、すなわち用地の補償額や、生活再建策・地域振興策の規模、金額を示すことが重要な課題となっているということを申し上げたかったものです。」と述べた。
 
 18日の東京都議会においては、塩村文夏都議がヤジを受けた問題で、鈴木章浩都議が「早く結婚しろ」の発言を自ら認め、塩村都議に直接謝罪した。
 
 21日には麻生太郎副総理兼財務相が、宇都宮市のホテルで開かれた自民党県連の会合において、「勉強はできない、けんかは弱い、だけど金持ちの子。これが一番やられる」と集団的自衛権の説明をする際の例えば話として学校のいじめを引き合いに出して発言した。 
 この発言の真意について麻生大臣は24日の会見で「いじめられる側に問題があるのではなく、いじめる側に問題ある。私どもとしては少なくとも許容するとか、正当化するとかいう意図が全くないことははっきりしている」と述べている。
 
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:石原伸晃facebook より