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原子力規制庁の後任人事に批判

 原子力規制庁の後任人事に痛烈な批判です。
 
 2014年9月で任期満了を迎える原子力規制庁の後任の委員に、東京大学教授の田中知氏と東北大学教授の石渡明氏が国会の同意を得て就任することが決まりました。
 
 民主党政権で定められた、委員就任の「ガイドライン」には、規制委員に就任できない「欠格要件」として、「直近3年間に同一の原子力事業者等から、個人として一定額以上の報酬等を受領していた者」としています。
  
 これを受けて、ジャーナリストの今西憲之氏は「もう原理力ムラからカネで商売繁盛やがな、厳しいしまっせ、と言いつつ、原子力ムラからジャブジャブカネをもらう身内を入れるというんや」と批判しました。
 
 また、「原子力教育と研究で得た知識と経験を最大限に生かしてやっていく覚悟」という会見での田中さんの発言に対し、「そんな知識、生かさんでええ、就任を断ってくれよ、こんな人がやったら、原子力規制庁を原子力強制庁になってしまう」とデイリーノーボーダーの記事で述べています。
 
(オプエド編集部)
ロゴ:原子力規制委員会Twitterより