ボタン電池の誤飲に注意喚起【消費者庁】
消費者庁は18日、同庁のHPに「乳幼児(特に1歳以下)のボタン電池の誤飲に注意!-重症化することを知らない保護者が6割も!!-」と題する注意情報を掲載した。
消費者庁が行った「ボタン電池の誤飲に関するアンケート調査」では、乳幼児(0歳から3歳)の保護者3248人中、「ボタン電池を誤って飲み込んでしまう事例があることを知っている」と答えた人は2569人と約8割の人に知られていことに対して、「重症の事例の存在を知らない」と答えた人は2021人で、約6割の保護者に危険性が認識されていないとする調査結果を公表した。
同庁では≪ボタン電池は、誤飲時に食道にとどまり、放電の影響によって短時間(僅か1時間)でも潰瘍ができて穴が開いてしまうなどの重篤な症状を生じることがあり、場合によっては死に至るなど大変危険です。≫ として、身近にあるボタン電池を誤って乳幼児が飲み込まないように、玩具やリモコンなど電池のフタを簡単に開けられないなどの処置や、手の届かない場所での保管をするように注意するとともに、専門家のアドバイスとして誤って飲み込んでしまった、またはその恐れがあるときは一刻も早く医療機関で受診するように注意を呼び掛けている。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by Gerhard H Wrodnigg (Own work) [CC-BY-SA-2.5 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], via Wikimedia Commons