習近平ブレーン爆弾発言通りの「権力固め」
5月初めに日本の財界人を招いて開かれた清華大の講演会で、習近平主席のブレーンの学者が「東シナ海の防空識別圏や反日デモは人民解放軍による暴走だ。これから習近平体制で統治していく」と話していたというショッキングな情報があります。
その言葉通り、習主席は国内の権力固めに躍起になっているようです。
たとえば先月、摘発された国家エネルギー局の石炭担当の副局長は実に1億元(16億円)もの裏金を隠し持っていたらしいから、腐敗撲滅も大変みたい。
おまけに、そうした暴走軍隊や汚職高官や習近平さんが抑え込め権力を固められるか、といえば、それはなかなか難しそう。もとより汚職摘発は悪いことではありませんが、それが景気の足を引っ張っているとの見方まで出てきました。
実のところ習体制、剣が峰に立たされているのかもしれません。
(森 功)<t>