名曲も罪を背負うのか。
名曲も罪を背負うべきなのでしょうか。
5月17日、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された歌手のASKA容疑者について、警視庁は覚せい剤と合成麻薬MDMAを隠し持っていた疑いで、本日にも再逮捕する方針だと新聞各紙が報じています。
読売新聞によると、ASKA容疑者は警視庁の調べに「2、3年前から覚せい剤を吸っていた」と供述しているとし、また、毎日新聞は「覚せい剤は暴力団組員から入手した」といずれも「捜査関係者への取材でわかった」と報じています。
一方、ASKA容疑者、そしてCHAGE and ASKAの作品を扱ってきたユニバーサルミュージックは、逮捕の2日後となる5月19日、「その容疑内容、反社会的性質等、その影響の大きさに鑑みて、決して看過できるものではなく、厳正な措置をもって挑むべきとの判断」として、ASKA容疑者の関係している楽曲や映像作品の出荷・配信を停止し販売店からも回収しました。
また、CHAGE and ASKAの楽曲映像を収録する予定だった宮崎駿監督の作品集は発売延期に、福岡市では、ASKA容疑者が作曲したイメージソングを電話保留音に使用していましたが、使用を中止しています。
一方、フジテレビの運営する動画配信サイト「フジテレビオンデマンド」では、CHAGE and ASKAの楽曲を主題歌に使ったドラマの配信を続けています。
(オプエド編集部)
PHOTO by ZngZng (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
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