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絶滅危惧種のニホンウナギ いまだに大手スーパーで売りまくられる

 環境省が昨年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」と絶滅危惧種にしていしたニホンウナギが、いまも主要大手スーパーの主力商品として売りまくられている実態がこのほど明らかになった。環境保護団体グリーンピース•ジャパンが国内大手スーパー15社を対象に、ウナギの調達についてのアンケート調査を実施し、11日に発表した。
 
【国内大手スーパーマーケットにおける 絶滅危惧種および乱獲されているウナギの調達方針について】
【グリーンピース声明:スーパーマーケットはIUCN絶滅危惧種二ホンウナギの薄利多売を中止すべき】
 
 それによると、回答のあったスーパー12社のすべてでニホンウナギを主力商品に据えており、「レッドリスト」掲載後もその方針に変わりはないという。ニホンウナギは昨年2月の段階ですでに日本の環境省が「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」と絶滅危惧種に指定していた。
 
 かつてハレの日のごちそうだったウナギが、安価で手頃な食材になったことで「絶滅危惧種」という事態に陥ってしまったようである。
 
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by Kossy@FINEDAYS from Akabane, Tokyo (Flickr) [CC-BY-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons