中野区長選挙、多選自粛が争点
多選自粛が争点の選挙は、30%を割る低い投票率となりました。
任期満了に伴う東京都中野区長選挙は9日、開票が行なわれ、無所属で現職の田中大輔さんが、新人2人を破り、4回目の当選を果たしました。
当選した田中さんは、自ら提案した区長の任期期間「3期12年以内」とする、多選自粛規定を撤回し、出馬しました。この中野区長選挙の投票率は、29.49%で、30%を割る低投票率となりました。中野区は20歳代、30歳代の人口が、3割を占める若い世代が多い区で、選挙管理委員会は、投票を呼びかける活動を続けましたが、投票率アップにはつながりませんでした。
一方、今年2月の東京都知事選挙に出馬、落選した連続起業家の家入一真さんなどが立ち上げた「インターネッ党」は、23区の区長選すべてに候補者を擁立すると宣言していましたが、練馬区長選に続き、中野区長選も擁立を断念。
ホームページによると、「今後の23区長選挙への関わり方については現状も踏まえて再度協議し、今週14日に改めて発表する」としています。
(オプエド編集部)
PHOTO By Kst01 (投稿者自身による作品) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons(家入一真氏)