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冷え込む日中関係

日中関係は、改善の兆しを見せるのでしょうか。

東シナ海上空で先月、ミサイルを搭載した中国軍戦闘機が、自衛隊機に異常接近した問題に対し安倍首相は、G7ブリュッセル・サミットで「東シナ海、南シナ海における力による現状変更の試みについて、いかなる主張も法に基づくべきで、力による威嚇は許されない」と中国を牽制していました。

それに対し、政治ジャーナリストの藤本順一さんは、「偶発的な事故を避けたいのであれば、中国戦闘機の接近に対して、自衛隊機がいち早く、現場から離れる選択肢もあった。そうしなかったことが中国機の異常接近につながったとしたら、安倍政権下での日中の衝突は、偶然ではなく必然となるだろう」とデイリーノーボーダーの記事で述べています。

(オプエド編集部)
PHOTO By MSGT Marvin Krause, USAF [Public domain], via Wikimedia Commons