ノルマンディー上陸作戦から７０年
DーDAY、ノルマンディー上陸作戦７０周年を迎えた先週６日、フランス政府主催の記念式典が、当地で開かれました。
式典には、アメリカ、イギリス、ロシアなどの旧連合首脳や兵士のみならず、ドイツのメルケル首相や兵士も招かれ、恩讐を超えて作り上げられてきた欧州の和平体制を演出しました。
注目されたのは、確執の強まるアメリカとロシアの対応でしたが、元NHK欧州総局長の大貫康雄氏によれば、「海岸に近い式典会場の大きな画面が二分され、離れて座るオバマ大統領、プーチン大統領が隣り合って映し出された。これに会場一杯の歓声と拍手がおき、両者とも固い表情を崩さざるを得なかった」として、「心憎い演出があった」とデイリーノーボーダーの記事の中で伝えています。
また、同じく対立しているプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領も、同式典で同席しましたが、フランス国営テレビチャンネル２によると、ドイツのメルケル首相の機転で、数分の間ですが会話を交わしたとのことです。
（オプエド編集部）
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