標的はまたもGoogleか? 中国サイバー攻撃
中国国内では、天安門事件から25年のきょう6月4日に向けて、厳しい情報統制が続いています。
中国政府は昨日までに、米企業Googleの提供する検索やメールなど、ほとんどの機能が停止状態になっており、海外への情報リークに神経を尖らせている模様です。
昨年3月、米セキュリティ会社のマンディアント社が、中国軍による米国へのサイバー攻撃を公表して以降、国家ぐるみの情報戦争が疑われています。
中国を長く取材する相馬勝・元産経新聞香港支局長は「サイバー部隊は約40万人、そのうち軍のエリートである「61398部隊」は約2000人、世界中の政府系機関や企業に攻撃を行っている可能性がある」とDaily Noborderの記事に書いています。
また昨日、インターネット報道番組「ニューズ・オプエド」の上杉アンカーのグーグルアカウントにも、中国国内からのサイバー攻撃があり、現在米国のgoogle本社で調査中です。
(オプエド編集部)
写真:https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ACommuting_to_Work.jpg
By Peter Morgan