宗教者が恩讐を乗り越え「集団的自衛権行使反対」で団結へ!
お坊さんや牧師らが参加する「平和をつくり出す宗教者ネット」(事務局:東京都渋谷区神泉町8-7 http://www.jca.apc.org/ncc-j/mimiyori-6.html)が22日、与党公明党の国会議員に対して「最後まで初志を貫徹し、集団的自衛権の行使容認に反対するように、激励を込めたファックスを送ろう」と、関係各方面に呼びかけを始めたことがわかった。
同ネットは、有事法制が国会で取り上げられた2002年に、さまざまな宗派の聖職者らが個人の立場で集まって結成された。憲法9条を含む護憲活動にも取り組んでいる。
公明党の支持母体である創価学会は一部の仏教系団体と長年、対立を続けているが、そうしたわだかまりを捨て、「平和」で一致団結しようという試みだ。
呼びかけの要請文には〈公明党•創価学会について、とりわけ仏教者には拒絶反応の方もおられると思うが、公明党も創価学会も現在、第9条の解釈改憲に実質反対している姿勢ですので、私たち宗教者もさまざまないきさつは一時棚上げし、公明党への激励メッセージ行動への積極的なご参加と協力をお願いする〉とまで書かれている。
問い合わせは、同会事務局(電話03-3461-9363)まで。
(DAILY NOBORDER編集部)