厚労省幹部が漏らした「日本ブラック企業化」計画への不安
昨日会った厚労省幹部によれば、目下、産業競争力会議や経産省が進める労働の自由化はホワイトカラーエグゼンプションだけではないのだそうです。簡単に言えば、彼らの政策は、社員を雇用する際、労働時間などについて契約上、残業時間の上限をなくせば、いくらでも働かせることができるようにする、というものだそうで、真顔でそんな議論をしているといいます。これでは、まるでブラック企業のススメ。
さすがに自民党の中には、これに反対している議員もいて、うまくいっていないらしいのですが、いつ風向きが変わるか不安なのだとか。ちなみに反対派議員は田村厚労大臣と意外にも甘利さんだとか。
(森功)<t>
Photo : Keizaisangyosho1(Wikimedia Commons /Author:っ)