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JALvs.ANA「争奪戦」羽田空港国際線増枠の次は政府専用機(森 功)

安倍首相のGW外遊がメディアを賑わせています。その安倍さんを乗せ、テレビ画面にしばしば映し出される現在の政府専用機は、JALが管理しています。で、これまではボーイング747-400が使用されてきたけど、この機材は古く燃費も悪いので、買い替えることに決まったそうです。政府専用機は外観から内装までまったく同じ機材を2機、防衛省との契約で航空会社が納め、管理することになっています。これまではずっとJALが随意契約で請け負ってきました(なぜか経営破たんの期間も)。公表されてはいませんが、1機あたり数百億円はするのでしょう。

その政府専用機、今回はどうやらJALとANAの入札になりそうだとか。管理費用などの利益面もそうですが、やはり政府専用機の管理会社というのは名誉なことですから、双方とも必死。羽田の国際線枠配分で揉めたように、今回も水面下の攻防がいろいろありそうな気がします。

【ブログ「森功のブログ」より】

Photo : Japan government 747.JPG(Wikimedia Commons/Author:Mr-haruka)