STAP細胞の小保方晴子さん 200回はええから、ファクト出してよ(今西 憲之)
STAP細胞、どないなってんで揺れる、理研の小保方晴子さん。
こないだ、記者会見にも行ったけど、えらい数のマスコミやった。
けど、STAP細胞がホンマなんか、そうやないのか、イマイチようわからへんかった。なんでか言うたら、小保方さんが、ファクトを出さんかったから。
これだけ、大騒ぎになって、理研の調査結果に、不服申し立てとかやってんなら、ファクトを出して、STAP細胞ありまっせとやったら簡単やねんけどな。
「200回以上、STAP細胞、つくった」「第3者もSTAP細胞、作成に成功」という小保方さん。
なら、200回つくったときに、それを確認したひと、山盛りおるよな。けど、誰が確認したのか、ようわからへん。
成功した第3者、誰でっかいな?と質問が出ても「会見では答えられへん」とうばかり。
1月の会見から2か月以上も経過しての、会見。なんで、ダブルチェックの材料が準備、できんのかな?どうせ、そのへん、聞かれること、わかってたやろう。おそらく、弁護士らとの打ち合わせで、他人の名前は出さないと決めていたんかな。
結局、小保方さんがいう「STAP細胞はあります」の証明は、200回というところにいきつく。200回の小保方さん方式がOKなんやったら、なら、ワシも「独占スクープ、宇宙人に単独インタビュー」という記事を書いたろうかと思うねん。
書いたら当然「宇宙人の写真を出せ」となる。「宇宙人のプライバシーがある」とか言って、切り貼り写真を出す。「なんでやねん」となったら、「宇宙人の許可がいる」なら、「宇宙人と会わせて」という話になるわな。「会うにはちょっとした、コツが必要」最後には「ホンマに宇宙人にインタビューしたんか」「200回以上、会ってます」と元に戻る。なんでも、200回やったら、ダブルチェックなくても、ええんやってことよな。
これとよう似たもんよ。
記者会見では、いろんな秘密もあるようなこと言っていた小保方さん。わからんわけやないけど、もともと、論文通りやったら、STAP細胞は簡単にできるって話やなかったんかな?
小保方さんのいる、理研ちゅうのは、戦争中には、原爆の研究までやっとったところで、いわば国の研究機関。いまも、税金、山盛り投入されている。小保方さんも、税金を原資に研究しとった。そんな環境で、STAP細胞の発表をした。そこに疑念が出てきたら、立証責任がある。きちんと、それ果たさないとアカン、だから、ダブルチェックできるようにせんと。
小保方さん、会見では涙流しながらしゃべってた。信じてあげたいが、いまのままじゃ、弱いよな。ファクト出して、「これでっせ」とやれば、簡単に終わるねんけどな…
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】