8億円の熊手買ったの渡辺代表? 熊手もってこい!(今西 憲之)
まいど、いまにしです。
みんなの党、渡辺代表が会社経営者から、8億円を借りた問題。
このブログでも書いた、猪瀬前都知事と同様に選挙資金か否か大きな問題になっている。
問題は何に、どんな目的に8億円が使われたかだ。
渡辺代表は「選挙資金ではない。個人的につかった」と述べている。具体的に、個人的に何に使ったのか?「熊手を買った」ととんでもない高額な熊手があるような説明をした。
ワシは、大阪の商売繁盛の神さん、えべっさん、それも総本山ともいうべき今宮戎で若いころ、何年もささ売りした。店主のおばちゃんから「一番のささ売り息子」と呼ばれるほど、売って、売りまくった。そのときの最高金額が熊手、50万円。原価の何十倍という金額。
上には上がおって、昔、イトマン事件というのがあった。あの許永中氏らが住友銀行を舞台にとんでもない事件を仕掛けたという戦後最大の経済事件。許氏の側近に、いたのが西武百貨店の敏腕営業マン。許氏にたのまれ、北新地のクラブに用意した熊手が2mくらいのとんでもないサイズ。これ、200万円。8億円の熊手なんて、絶対にない。
だいたい、熊手なんて、自腹で買ってこそや値打ちが出るいきなもんよ。他人から借金してかうもんやないで、渡辺さん。
政治家は税金の使徒決める、税金で食っている。 ちゃんと、説明せなアカン。 そないいうたら、猪瀬前都知事も、個人、個人っていうとった。 けど、情けないことに最後は選挙資金と認めて略式起訴。
渡辺代表も、8億円の使徒は、個人、個人。 個人っていうヤツほど、あてにならへんってと思うのはワシだけやないはず。
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】
Photo : YoshimiWatanabeJI1(Wikimedia Commons /Author:Joi Ito)