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エネルギー基本計画の政府案 もんじゅはアカンって言うてんのに…(今西 憲之)

まいど、いまにしです。

エネルギー基本計画の政府案の大筋が報道されている。原発は重要なベースロード電源と位置づけ、今後も原発はやりまっせという内容。

福島の人があれほど、えらい目にあって、全国、全世界の人がめちゃめちゃ不安になったイチエフの事故から3年もたたへん
ようこんな政策を打ち出すわな!あきれるよ。

ほんでもって、福井県にある高速増殖炉、もんじゅ。ナトリウム漏れ事故に代表されるようにへたうちばっかりで、2010年にもヘタうって、今も、止まったままよ。さすがに、もう、あきらめるんかと思ったら、もんじゅ、やりまっせ。核燃サイクル、続けまっせ。そこへ、新しいネタ「高レベル放射性廃棄物の減容化、毒性期間の短縮化が実現できるか、検討している」(自民党・高市政調会長)

もんじゅが事故ばかりでアカンのは、誰の目にも明らか。核燃サイクルでうまいこといかん⇒なら、新しい減容化の役目をプラスという流れなんやろう。デタラメな昔の動燃、JAEAがそないな新しいこと、できるわけない。ワシが書いた、原子力ムラの陰謀でも、 明らか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小出先生も、帯で書いていただいている通り、
原子力ムラ、動燃はデタラメやとお墨付きをくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原子力ムラの陰謀のもとになった、西村ファイル。そこに原子力ムラの会合の生々しい、記録がある。

そこには、もんじゅの「実用化には程遠い」「もんじゅ、高速増殖炉は軽水炉型原発の1・5倍のコストがかかる。もしつくっても、わが国では2,3基までだ」

原子力ムラですら、その程度の扱いやねんって。

せやのに、エネルギー基本計画では、もんじゅの「研究成果を取りまとめることを目指す」と書いてあるそうよ。

“だいたい、JAEA、これまでもんじゅ、再処理、核燃サイクル、ふげん、なにひとつ、うまいこといったもんあらへん。うまくやったのは、陰謀のような工作ばっかりや。とてもやないが、研究成果のとりまとめなんてアカンって。ほんま、政府はボンクラやわ。

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】

Photo : Monju(Wikimedia Commons /Author:Nife)