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国鉄分割民営化のツケを負わされ続けるJR北海道のこれから(森 功)

検査データの改ざん問題でJR北海道に立ち入り検査が入りました。それをテコに、国土交通省では大幅な経営刷新を求め、JR東日本との統合まで取り沙汰されています。JR北海道の経営問題は、もともと1987年の分割民営化の失敗という話にまで遡らざるを得ないけれど、東日本が統合を呑むかどうかは、微妙なところでしょう。

いずれにせよ、九州や四国よりさらに経営環境の悪い北海道は、今の赤字路線を持ち続けていては成り立っていきませんが、とどのつまり誰が赤字補てんをするか、という話。赤字路線をすべてなくしてしまえば、道東や道北の人たちはまさに孤立してしまい、たちまち困るでしょうから、いったん再公有化し、そのうえで大改革をおこなうべきでは。あまりにも辺鄙で利用の鉄道利用の少ないところは、代替交通手段としてコミューター航空の整備などを検討するとか……。そんな発想もありではないでしょうか。

【ブログ「森功のブログ」より】

※Photo : JR Hokkaido hq (Wikimedia Commons / Author: Ninosan)