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【2014都知事選】舛添支持から細川待望へ 手のひら返しの民主党(DNB編集部)

いつもながら煮え切らないのが民主党だ。

東京都知事選で独自候補を模索しながら“時間切れ”で舛添支持に急速に傾いていた民主党が、細川護煕元首相(75)の出馬の可能性が急浮上したことから一転、「出馬すれば最有力候補として支援する」方針を固めた。

民主党はデイリーノーボーダーが7日付でいち早く報じたように、同党参院議員で元日本新党所属の長浜博之氏らを使って細川氏に対して複数回出馬を要請したが、細川氏側から固辞されていた。 http://op-ed.jp/archives/18060

候補者選びは難航し、結局、同党都連常任幹事会で都連会長で松原仁衆院議員へ一任となった。この段階で、すでに立候補表明していた元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が松原氏と思想的に近いことから、ネット上では「民主党はタモさん推すんじゃないか」といった揣摩臆測が拡散した。だがその後、“選挙に強い”元厚労相の舛添要一氏(65)の出馬が具体化し、松原氏が「(舛添氏と民主党は)極めて近い距離にある」と明言するなど急速に“相乗り”に傾いていた。

それが、さらに勝てそうな候補として細川氏の出馬が現実味を帯びてきたことで、手のひらを返すように細川支持の方針を打ち出すことになったわけだ。

現状では安倍自民と公明党が推す舛添氏、日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏があくまでも個人的に推す田母神氏、これに脱原発で社民、共産両党が推す元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)の三つ巴の様相だが、細川氏が出馬すればこの構図は一変する。

勝ち馬に乗りたい民主党がフラフラするのは仕方がないとしても、細川氏の出馬は現時点では「五分五分」(細川氏周辺)という。もし、出馬しなかった場合は、再び舛添支持に戻るのか?  あるいは冗談からコマでタモさんか?  いずれにせよ、細川氏の動向が都知事選の鍵を握っていることだけは間違いない。

※Photo:Headquarters of the Democratic Party of Japan (Wikimedia Commons /Author:Lombroso)