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【2014都知事選】舛添要一氏、恩讐を乗り越え自公民統一相乗り候補へ!(DNB編集部)

 猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で都議会自民党は昨日(9日)、舛添要一元厚生労働相(65)の支援を決めた。今日(10日)に開かれる自民党都連の幹部会を経て、党本部の決定で正式に舛添氏の支持が決まる。

 舛添氏は第1次安倍内閣、福田内閣、麻生内閣で厚労相を務めたが、野党時代の2010年4月に自民党執行部を批判し離党、除名された経緯があり、党内でのアレルギーも強かった。だが、他にめぼしい人材が見つからない中、昨年暮れに同党が行った2回の情勢調査で圧倒的な強さを見せたため、党本部では舛添氏を軸に調整が続いていた。

 舛添氏は、9日に開催された都議会自民党の総会に出席し「党が大変な時代にみなさんにご迷惑をおかけした」と謝罪した。当選後は都議会自民党と連携して都政運営に当たることを約束し、都連側もこれを了承したという。

 党内では、自民党時代から舛添氏と近かった石破茂幹事長や菅義偉官房長官らが舛添氏の行政手腕を評価する発言を続けていた。安倍晋三首相も8日、出演したBSフジの番組で「そういう経緯があったことは承知している。だが、首都の顔を選ぶ選挙だけに、さまざまな感情は横に置く必要があるだろう」と述べ、舛添支持への流れをつくった。

 自民党の決定を待っていた公明党も同一歩調を取る見込みだ。

 一方、独自候補擁立を模索していた民主党も“時間切れ”で舛添支援に向けた動きが加速している。民主党は一部で出馬が噂される細川護煕元首相に出馬を打診したが、固辞された経緯がある。舛添氏は民主党•菅政権時代に入閣が取り沙汰されたことがあるなど、同党ともパイプがあり、実現すれば3党相乗りの統一候補とある。