【2014都知事選】細川元首相に民主党の元弟子らが出馬要請
東京都知事選の候補者選びに難航している民主党東京都連(松原仁会長)は、同党所属議員を通じて、細川護煕元首相に出馬を複数回要請したことがわかった。
元日本新党で民主党参議院議員の長浜博行氏らが、かつての「師」への説得に努めているようだが、細川氏周辺は「聞いていない」として否定している。
ただし、細川元首相は「脱原発」で積極的に発言をしており、最近では小泉純一郎元首相とも会食をしたと明かしている。民主党からすれば、1998年の年結党時の「生みの親」であり、元首相でもある細川氏は「是が非でも推したい候補」(都連幹部)、回答を待っているという。
その民主党の東京都連はきょう7日にも常任幹事会を開き、都知事選の対応を協議する予定だ。
細川元首相は、朝日新聞記者から参議院議員、熊本県知事を経て、1993年に日本新党を結成し、内閣総理大臣に就任した。1998年に民主党結党準備委員会の座長を最後に政界を引退している。