ノックダウン寸前の猪瀬知事に東京地検がだんまりの訳わからん理由(今西 憲之)
まいど、いまにしです。
徳洲会の「親切な人」から無利子、無担保、たった１枚の借用書で５０００万円を 副知事という立場でキャッシュで借りて、 「選挙と関係ない、信じてくれ」 と訴え続け、まったく信じられていない、東京都の猪瀬知事。 けど、都議会の総務委員会の受け答えみていると、 もう、ノックダウン寸前やんか。
けど、徳洲会の捜査しとる、東京地検特捜部はぜんぜん、 猪瀬知事を相手をしてへん。
その理由のひとつが、検察のわけわらん、決まりにある。 今回、猪瀬知事の５０００万円は、贈収賄には当たらないようやな。 具体的な請託なんかが、みえてこないからやろう。 やれるとしたら、政治資金規正法違反のヤミ献金やろうな。 政治資金収支報告書に猪瀬知事、記載してへんもん。 けど、それを立件する基準というのを、検察にはある。 １億円がハードル。 それ超えたら、あきまへん、パクリまっせ というもの。
昔、坂井隆憲元衆院議員、土屋元埼玉県知事の事件では、 それを超えとったから、パクられた。
「ガサやってすぐに現金が出てきて、猪瀬知事やるべし みたいな空気もあった。けど、５０００万円では、基準を超えない。 こら、あきまへんとなった」 と検察のえらいひと。 せやから、やりたい検事がアホらしなって、 お得意の検察リークとなったんかな？
国税でも、脱税額が１億円を超えないと、刑事告訴は せんってのがある。 それと、よう似たもんかな？ 逆に考えたら、法には触れているともとれる。 猪瀬知事、１２月３日に政治資金パーティをやったと報じられている。 普通、こないなことになると、キャンセルするわ。 あえてやった、ひょっとしたらどうしてもやらなアカン、キャンセルできんかった ところに、５０００万円問題の真相が あるように思えてならへんわ。
猪瀬知事をよう知っている人に聞くと 「もう、タオル投げるからやめたらどうよって感じ」 来年早々に、選挙になるんかな？
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい！」より】
Photo : Tokyo Metropolitan Government Building no1 Tocho 07 7 December 2003（Wikimedia Commons /Author:Morio）
