「巨大与党は違憲？」きょう最高裁が判断くだす（DNB編集部）
きょう（20日）最高裁判所で歴史的判決が言い渡される。いわゆる「一票の格差」問題だ。
去年１２月の衆議院選挙で、選挙区ごとの１票の価値に最大で２．４３倍の格差があったことについて、２つの弁護士のグループが全国で選挙の無効を求める訴えを起こしていた。各地の高等裁判所で「選挙無効」や「憲法違反」の判決が相次いだことから、最高裁がどのような判断を示すか注目されている。
最高裁が高裁と同じ判断を示すことになれば、巨大与党を擁する安倍政権の存在そのものの正当性が問われることになる。
これまでの高裁の判決は、合わせて１４件が「憲法違反」とされ、うち２件は国政選挙では戦後初となる「選挙無効」の判決が出された。ほか、２件が「違憲状態」と判断され、「合憲」つまり「憲法に違反しない」とした判決はなかった。
はたして安倍与党は「合憲」なのか？ 注目の判決は午後3時に言い渡される。
【DNBオリジナル】
by つ
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