ティッシュ王子が暴露本で明かした芸能人「夜の生態」(DNB編集部)
先週 、15日に出版された“ティッシュ王子”こと大王製紙前会長、井川意高(いかわもとたか)氏(49)の暴露本が話題になっている。双葉社から刊行された『熔(と)ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(1,470円)だ。
井川氏といえば、子会社から不正に借り入れた総額106億8000万円をカジノにつぎ込み、特別背任の罪で服役中だ。大王製紙創業家の3代目として生まれ、東大法学部を卒業、42歳で大王製紙の第6代社長に就任していた。
暴露本は、そんな彼がギャンブル地獄へと転落するまでの半生と反省の記録だが、とりわけ話題となっているのが六本木、麻布界隈で知り合った大物女優やグラビアアイドル、著名キャスターらとの華麗な交遊が赤裸々に綴られていること。
過去に噂になった女性タレントらも実名で登場する。注目の藤原紀香、ほしのあき、熊田曜子らとは、肉体関係については完全に否定しつつ、友人と一緒に水着でプールやサウナに入ったエピソードなど、華麗な交際が明かされている。大金持ちと有名芸能人は、こんなふうにして遊んでいるのかと、妙に感心させられる話が満載なのだ。
たちまちネットなどでも評判となり、初版5万部がすでに完売し実売10万部は超える勢いだという。
そしていま最大の関心の的になっているのが、井川氏が本の中で「一言でいえば酒池肉林でしたよ」と衝撃告白している2人の人気アイドルの名前だ。井川氏が西麻布のバーで知り合った当時、彼女らはまだ高校2年生で……と話は続くが、他の芸能人は基本的に実名なのに、さすがにこの2人だけは匿名になっている。
そこでネット上では「いったい誰だ?」と詮索が喧しいのだ。いまのところ、国民的アイドルグループの卒業生という説が有力なのだが……。
「井川さんの文章は思わせぶりでよく考えられている。それぞれのタレントとの関係も、行間をしっかり読んでいただけると、わかる人にはわかるヒントが隠されているんですよ。その辺も楽しみながらご覧いただければ」
と、双葉社の担当編集者はDNBの取材に語った。
しかし、この本がいくら売れても、井川氏がカジノで失った巨額資金を取り戻すことは不可能だろう。
Photo: Daio Paper Research and Development Center(Wikimedia Commons / Author:Fffkk )