ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

みのもんた、週刊誌で堂々メディアへの復帰宣言!(ノーボーダー編集部)

週刊誌のバッシング報道に耐えかね「朝ズバッ!」(TBS系)など報道番組からの降板を決めたタレントのみのもんた氏(66)が「反撃」を始めている。

一連の「みの叩き」の急先鋒だったのは、週刊文春、週刊新潮、週刊現代の3誌で、このうち週刊現代は当初「みの寄り」の報道を試みたが、あまりに売れなかったため、バッシングに切り替えたという。週刊文春、週刊新潮は、みの氏の次男逮捕が明らかになって以降、6週間に渡って「みの叩き」を続けた。

これに対して、最初にみの氏本人のインタビューを掲載したのが女性自身(11月12日号)だ。10月26日の「降板会見」直前に話を聞き、〈降板発表前日…涙の独白150分! みのもんた「僕が悪かった…」妻の遺骨に毎日、懺悔を〉 のタイトルで4ページにわたって掲載された。次はなんと“宿敵”週刊文春の〈みのもんた猛反論 週刊文春には言いたいことがある!〉だ。

26日の会見以降は、毎日新聞(11月1日)、アエラ(11月11日号)、週刊朝日(11月15日号)、サンデー毎日(11月17日号)と、新聞社系を選んで立て続けにインタビューが掲載された。みの氏を知るテレビ関係者は、こう解説する。

「みのさん自身は、息子さんの処分が決まるまで沈黙を守るつもりだったのですが、それが逆に『逃げている』と叩かれ忸怩たる思いがあった。結局、起訴猶予になって解禁となり、言いたいことを言い始めた。でも、本当の狙いはメディアへの復帰の道筋をつけること。はっきり言って、テレビの報道はもう難しい。世間がどう受け止めるかです」

各誌のインタビューでは、確かに「福島原発の汚染水の問題、原発推進の問題、特定秘密保護法案の問題、7年後の東京五輪……やっぱりバンバン言いたいですよ」「次の機会は何か、あるいは、どう作るべきかを考えています」「もういちどみの流でどんどんやってみたい」「僕にはやり残したことがことが10あるんです」と復帰へ 向けての並々ならない意欲を語っている。

果たして、それを待ち望む視聴者がどれくらいいるのだろうか。

Photo : Tokyo Broadcasting System(Wikimedia Commons/Author: yuco (Flickr))