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歌手の島倉千代子さん死去 保証人で借金も(ノーボーダー編集部)

昭和の日本を代表する歌手の一人、島倉千代子さんが死去していたことが8日、わかった。

享年75歳。死因は肝臓がんだった。

島倉さんは昭和13(1938)年、二男四女の四女として東京に生まれた。幼ころから姉に歌を習い、歌手をめざした。昭和30(1955)年、16歳のときにデビュー。

デビュー曲「この世の花」は200万枚の大ヒットを記録し、以後「東京だョおっ母さん」「人生いろいろ」などのヒット曲を出し続けた。

だが、けっして順風満帆の人生ではなかった。

30歳代に知人の保証人になったことなどが原因で莫大な借金を抱えたことはあまりにも有名だ。

それでもめげることなく歌い続け、1987年に出場辞退するまで、史上初のNHK紅白歌合戦30年連続出場の記録を打ち立てた。

訂正:記事内で死因を膵臓がんと誤記しておりました、正しくは肝臓がんです。関係者の皆様ならびに誤解を与えてしまった方々に深くお詫びいたします。