ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

イトマン事件の「大阪府民信組理事長」国税に追及の狙わけ(森 功)

大阪府民信用組合の南野元理事長が国税局から所得隠しを指摘されたという報道がありました。

全国でゴルフ場や不動産会社を展開する「ナンノグループ」(大阪府摂津市)が大阪国税局などの税務調査を受け、2011年3月期までの6年間で約30億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。このうち約23億円は、グループ会社間のゴルフ場の土地取引をめぐり「実体のない取引で意図的に損失を増やした」と認定されたとみられる。(10月31日朝日新聞夕刊)

今になって国税が追及している裏には、わけがありそうです。3000億円が闇に消えたといわれるイトマン事件を巡って特別背任罪に問われた南野さんが、その後ゴルフ場を経営できたのはなぜか。そこがポイントかもしれませんね。

【ブログ「森功のブログ」より】