懲りない原子力ムラ 海もタンク、じゃんじゃん汚染水流すべき、何があかんねん?(今西 憲之)
まいど、いまにしです。
先週、10月20日、阿佐ヶ谷ロフトのラジオフォーラムのイベントに たくさん、お越しいただき、感謝です。 その時、
「原子力ムラのヤツから、アメリカやフランスは原爆や水爆実験 やっている。なんで、日本は汚染水を流したらあかんねんと言っていた」 とワシが言いました。 小出先生もあきれて返っていた、この話。
「もっと詳しく書いてくれ」 とリクエストありました。 メルマガの読者の方々以外は、ようわからんかもなんで、 ちょこっと書いときます。
聞いたのは、某電力会社の社員。あの電事連にもいた 経験がある。
「だいたい、日本は騒ぎすぎですよ。アメリカやフランスは海上で原爆、水爆の実験をやっているじゃないですか。それで、海はどうしようもなく汚染されたのか。まったくそうではない。この程度(イチエフ)の汚染水を海に流してもまったく問題はない」
高濃度の放射性物質を含む水が「この程度」というのが 原子力ムラの認識。 「そもそも、海も大きく大局的に見れば、大きな池。 汚染水を流しても、希釈されて大丈夫。なぜ、こんなに 騒がれるのか、理解できない」
まったく、社会とはかけ離れた、思考。それでかつ、上から目線。
「なぜ、急にいろいろな話が外部にではじめたかって?今までもあったよ。けど、公表せずにごまかしてきただけです。 民主党政権では、一歩間違えば、うちは潰されかねなかった。 だから、情報も隠す。今は自民党政権。潰されることはない。ある幹部は、たいていのことは公表しても大丈夫ってうそぶいている。まあ、それくらいなめている、政権に上から目線なんだよね」
これが、原子力ムラの本音みたいや。 とても、イチエフの収束は任してられへんよな。
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】
Photo:Fukushima 1 01(Wikimedia Commons/Author:Asacyanより)